行動指針
Behavioral Guidelines
一文でいうと
企業・ブランドが取るべき行動の具体基準。バリューを日々の業務レベルに翻訳したもの。
詳しく
基本的な意味
行動指針とは、企業・ブランドが取るべき行動の具体的な基準を指す。ミッション・ビジョン・バリューといった抽象度の高い理念を、日々の業務判断レベルまで翻訳したもので、企業によっては行動規範・行動スタイル、あるいはクレドと呼ばれることもある。
なぜ重要か
バリューが「大切にする価値観」を示すのに対し、行動指針は「その価値観に基づいて具体的に何をするか」を示す。「困ったらお客様に聞く」「速さより丁寧さを優先する」のように、具体的な動詞で書かれているほど、社員が実際の場面で参照しやすくなる。曖昧な精神論のまま終わらせると、インナーブランディング(社内への理念浸透)の取り組みが掛け声だけに終わりやすい。抽象的なスローガンだけを掲げる企業と、行動指針まで具体化している企業とでは、現場での判断のばらつきに大きな差が出る。
実務での使い方
行動指針を人事評価制度や採用面接の基準と連動させると、評価される行動と理念が一致し、社内への浸透が進みやすい。逆に評価制度と切り離されたままだと、行動指針は額縁に飾られるだけの言葉になりがちである。
中小企業での実践
項目数を絞り、経営者自身が日々の判断で実際に使っている基準を言語化するところから始めると、現場に受け入れられやすい行動指針になる。理念が固まっていない段階でいきなり行動指針だけを作るのは避けたい。新入社員が最初の数週間で迷いやすい場面を想定して書くと、実務に根ざした内容になりやすい。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
ミッション、ビジョン、バリュー、パーパス、行動指針、クレド、フィロソフィー、全部違う意味っぽいけど、何がどう違うの?って。
翻訳しただけじゃん。笑笑 次は「Values」とか「Principles(プリンシプル)」とか行動指針。これは粒度は違えど、HOWにあたって、どうやるかに対応する。
あ。本当?Principles(プリンシプル) はブランド体系でいうと、Valueより下、で、行動指針より上 に置く設計かな。。。あまりそこまで細分化するケースが少ないかもしれないけど。