ブランディング
Branding
一文でいうと
「らしさ」を作り、意図した通りに顧客・社員の心の中に育てていく長期的な活動。
詳しく
基本的な意味
ブランディングとは、「らしさ」をつくり、意図した通りに顧客や社員の心の中に育てていく長期的な活動を指す。「売るための仕組みづくり」であるマーケティングと対比される概念で、両者は目的も時間軸も異なる。
なぜ重要か
マーケティングが短期の売上を追うのに対し、ブランディングは5年10年という時間軸で「この会社・商品はこういう存在だ」というイメージを醸成していく。短期の数字だけを追い続けると、値下げ競争や一過性の話題づくりに頼りがちになり、長期的な指名買いや価格競争からの脱却にはつながりにくい。ブランディングは外向きの発信だけでなく、社員の誇りや行動といった内向きの浸透(アウターブランディングとインナーブランディング)の両方を含む点が特徴になる。
よくある誤解
ロゴやデザインを新しくすることがブランディングだと誤解されがちだが、それは表現の一部に過ぎない。ブランディングの本質は理念という土台を定め、それを実行し続けるPDCA(理念に立ち返るR=Reflectを加えたR-PDCAとして扱われることもある)を回すことにある。
中小企業での実践
中小企業のブランディングは、大企業の縮小版ではなく独自の解を持てる。経営者の意思決定が速い分、理念を決めてから浸透させるまでのスピードは大企業より速く実現しやすい。B Corp認証やESGブランディング、IPOブランディングといった発展的なテーマも、まずは自社の「らしさ」を言語化するところから始まる。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
ね。職人の鮨と現代アートの融合っていう。空間体験としてのブランディングの話、いつかこの番組でもしたいなと思ってて。
そう。だから、アウターブランディングを設計する時は、この2つを意識する必要がある。 どんなトリガー、「きっかけ」で思い出してほしいか。そして、その時に何を認識「目印」にしてもらうかね。