MVV
Mission, Vision, Value
一文でいうと
Mission(使命)・Vision(将来像)・Value(価値観)の頭文字を取った、企業理念の代表的な整理フレームワーク。
詳しく
基本的な意味
MVVとは、Mission(使命)・Vision(将来像)・Value(価値観)の頭文字を取った、企業理念を整理する代表的なフレームワークである。Missionは「何のために存在するか」(Why)、Visionは「どこを目指すか」(Where/When)、Valueは「何を大切にするか」(How)を表し、理念という抽象的な思想を実務で扱いやすい3つの軸に分解する役割を持つ。
構成要素
3つの要素は役割が異なる。ミッションは今から未来に向けた行為の方向性、ビジョンは到達したい未来の状態、バリューは日々の判断や行動の基準を示す。3つが揃って初めて、理念が「語るだけ」でなく「使える」ものになり、採用基準や評価制度、日々の意思決定にまで落とし込める。どれか一つだけを整えても、残りが欠けていると理念全体としては機能しにくい。
実務での使い方
書籍やメディアによってMVVの定義はばらつくため、自社で使う定義をまず社内で明文化することが実務上重要になる。整理の手法として、Mission=Why、Vision=When/Where、Value=Howという5W1Hに当てはめて考えると、抽象的な議論に陥らず整理しやすい。策定時は経営層だけで完結させず、現場の言葉と接続できるかを確認する工程も欠かせない。ワークショップ形式で社員の声を集めながら整理する進め方も広く使われている。
よくある誤解
MVVは一度作れば終わりのドキュメントではない。事業フェーズが変わればビジョンの射程も見直しが必要になり、バリューも組織の成長に応じて更新される。策定して終わりにせず、育て続ける前提で運用することが、理念体系を機能させる条件になる。額に入れて飾るだけの言葉にしないことが、実務上もっとも重要な心構えである。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
うん。ただ、MVV、スローガン系は数年おきに見直して良いと思うけどね。戦略と紐づくから。 だけど、ロゴやカラーなどは、一回決めたら、あまりコロコロ変えちゃダメだよね。うちでさ、リブランディングとか提案する時も、あえて既存のロゴの印象を引き継いだ案も含めて提案したりもするしさ。それくらい、これまで積み上げてきた資産をリセットしないように配慮するよね。
うん。「MVVを作りましょう」って言われても「何から考えればいいの?」ってなるだろうけど、「なぜ事業を立ち上げるんですか?」って聞かれたら、考えやすいでしょ。
うん。MVV、ミッション・ビジョン・バリューとか、タグラインとか、言葉を決めるのに何ヶ月もかかることがある。でも、AIと対話しながら進めると、思考の整理が早くなるよね。