タグライン
Tagline
一文でいうと
ブランドを象徴する短いフレーズ。スローガンと近いが、より広告向けで一時的な使用も許容される。
詳しく
基本的な意味
タグラインとは、ブランドの姿勢を凝縮した短いフレーズのことだ。Nikeの「Just Do It」、Appleの「Think Different」のように、企業やブランドが何を大切にしているかを一句で伝える。ブランドメッセージを最も凝縮した表現層と言え、広告やWebサイトのファーストビューなど目立つ位置で使われることが多い。
よくある誤解
タグラインとスローガンは日本語文脈では厳密に区別されずに使われることが多いが、本来は性質が異なる。スローガンが長期にわたり固定的に使われるのに対し、タグラインはキャンペーン単位で更新されることも許容される、より広告寄りの位置づけを持つ。この違いを理解せずに混同すると、本来更新すべきでない言葉を安易に変えてしまったり、逆に更新すべきタイミングを逃してしまったりする。
実務での使い方
タグラインを作る際は、ブランドの理念やパーソナリティから逆算して言葉を絞り込む。優れたコピーライティングの技術が求められる一方、単に響きが良いだけの言葉では機能しない。ブランドが約束していることと矛盾しない一句であることが最低条件になる。候補を複数出し、口に出したときの印象や覚えやすさ、他社との識別性まで含めて検証する作業が欠かせない。
中小企業での実践
中小企業では、タグラインだけを外部のコピーライターに依頼して単発で作るケースが少なくない。しかしタグラインは理念(MVV)から生まれる言葉であり、土台となる理念設計が曖昧なままでは、良い言葉が生まれても長続きしない。理念とセットで育てる意識が要る。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
うん。MVV、ミッション・ビジョン・バリューとか、タグラインとか、言葉を決めるのに何ヶ月もかかることがある。でも、AIと対話しながら進めると、思考の整理が早くなるよね。