ポジショニングステートメント
Positioning Statement
一文でいうと
ブランドの立ち位置を1〜2文で公式に定義した文。
詳しく
基本的な意味
ポジショニングステートメントとは、ブランドの市場における立ち位置を1〜2文で公式に定義した文章を指す。「(ターゲット)に対して、(自社ブランド)は(カテゴリ)における(差別化ポイント)を提供する」という型で書かれることが多く、ブランドメッセージング全体の出発点になる。
なぜ重要か
マーケティングやブランドメッセージングの判断に迷ったとき、立ち返る拠り所になる。新商品の企画やコピーの方向性で意見が割れたときも、ポジショニングステートメントに照らせば軸がぶれない。担当者が変わっても判断基準を引き継げる点も価値になる。
よくある誤解
対外的に発表するコピーやタグラインと混同されやすいが、ポジショニングステートメントは基本的に社内向けの文書で、洗練された美しい表現である必要はない。読み手を動かす言葉づくりはコピーライティングの領域であり、ポジショニングステートメントはあくまで判断基準としての正確さが重要になる。ブランドステートメントのように対外発表することは想定されていない。
実務での使い方
作成する際は、想定ターゲットを具体的に絞り込み、競合と比較したときの差別化ポイントを1つに絞ることが要になる。複数の強みを盛り込みすぎると、立ち位置がぼやけてポジショニングとして機能しなくなる。一文で書けないうちは、まだ立ち位置が固まっていないと考えた方がよい。書き上げた後は、実際にその立ち位置で勝負できているか、事業活動と照らし合わせて定期的に見直すことも忘れないようにしたい。