パーパス
Purpose
一文でいうと
企業が社会に対して果たす存在意義。近年のブランディングで急速に重視されている概念。
詳しく
基本的な意味
パーパスとは、企業が社会に対して果たす存在意義を指す。近年のブランディングで急速に重視されるようになった概念で、ミッションと重なる部分もあるが、「社会にとってなぜ存在するのか」という社会性を強調する点が特徴になる。
なぜ重要か
SDGsやESG経営の流れの中で、企業は儲けるだけでなく社会にどう貢献するかを明示することが求められるようになった。パーパスを再定義する企業が増えている背景には、この社会的な説明責任の高まりがある。ESGブランディングやパーパスブランディングという言葉も、この流れの中で使われるようになった概念である。
よくある誤解
パーパスはミッションと同じ意味で使われることも多いが、厳密にはニュアンスが異なる。ミッションが「自社が何のために存在するか」を語るのに対し、パーパスは「社会全体にとってなぜ必要とされるか」という視点をより強く含む。ミッションステートメントやブランドプラットフォームの中でパーパスを扱う場合は、この社会性を意識した言葉選びが求められる。表面的な社会貢献の演出に終わると、実態と発信の乖離として見透かされる点にも注意が必要だ。パーパスは掲げるだけでなく、日々の事業判断に反映されて初めて意味を持つ。
実務での使い方
パーパスを策定する実務では、既存事業が社会にどう貢献しているかを棚卸しするところから始めることが多い。理想だけを先に語るのではなく、今の事業活動との接続を確認しながら言語化することで、実態を伴ったパーパスになる。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
ミッション、ビジョン、バリュー、パーパス、行動指針、クレド、フィロソフィー、全部違う意味っぽいけど、何がどう違うの?って。
でも仕方ないよね、本とかネットで調べても、書いてあることがバラバラだったりするしね。「ミッションは使命です」「いや、ミッションは任務です」「パーパスとミッションは同じです」「いや、違います」みたいな。笑
「なぜこの会社は存在するのか」「なぜこの事業をやっているのか」っていう、根源的な問い。これがパーパスの領域ね。