パーパスブランディング
Purpose Branding
一文でいうと
企業の存在意義(パーパス)を軸に据えて展開するブランディング。近年主流化した考え方。
詳しく
基本的な意味
パーパスブランディングとは、企業の存在意義(パーパス)を軸に据えて展開するブランディングを指す。「儲けるため」だけでなく「社会にとってなぜ存在するのか」を明示し、それを全てのブランド活動の起点に置く考え方で、近年主流化している。
なぜ重要か
SDGsやESGブランディングの潮流と歩調を合わせて広がった背景があり、パーパスが明確な企業ほど顧客・社員・投資家の支持を得やすいとされる。パーパスは、ブランディングの5W1Hで言えばミッション(Why=なぜ存在するのか)にあたる要素で、ビジョンやバリューの上位概念として全体を貫く軸になる。採用市場でも、給与や待遇だけでなくパーパスへの共感を理由に企業を選ぶ人材が増えている。
具体例
Googleの「世界中の情報を整理し、アクセスできて使えるようにする」、Patagoniaの「私たちのふるさと、地球を救うためにビジネスを営む」といった存在意義は、事業のあらゆる意思決定の指針として機能している公開された例として知られる。
中小企業での実践
パーパスは大企業だけの専有物ではない。むしろ経営者の思いが事業と直結しやすい中小企業のほうが、パーパスを言語化しやすい面もある。ただし言葉を掲げるだけでは意味を持たず、日々の事業判断や商品開発にパーパスが反映されているかどうかが、パーパスブランディングとしての説得力を左右する。掲げたパーパスと実際の事業行動がずれていないかを、定期的に検証する仕組みも欠かせない。