STP分析
STP Analysis
一文でいうと
市場を細分化し、狙う顧客層を定め、自社の立ち位置を明確にする、戦略立案の基本となる3段階の分析手法。
詳しく
基本的な意味
STP分析とは、セグメンテーション(Segmentation)・ターゲティング(Targeting)・ポジショニング(Positioning)の頭文字を取った、市場戦略立案の基本手法を指す。市場を切り分け、狙う層を絞り込み、その中での自社の立ち位置を定めるという3段階の思考プロセスで構成される。
構成要素
セグメンテーションは、年齢や地域、価値観などの軸で市場をいくつかの塊に分ける工程。ターゲティングは、分けた塊の中から自社が勝負すべき層を選ぶ工程。ポジショニングは、選んだ層の中で競合と比べたときに自社がどう認識されたいかを定める工程になる。3つは順番に積み上がる構造を持ち、前工程の精度が後工程の説得力を左右する。
実務での使い方
ブランディングにおいてSTP分析は、単なる売上目標のための市場選定ではなく、ブランドの「らしさ」を誰に届けるかを決める土台として使われる。ポジショニングで定めた立ち位置は、その後のブランドパーソナリティやメッセージ設計と矛盾してはならない。マーケティングが短期の成果を狙う活動である一方、STP分析で定めたポジショニングは中長期にわたって企業の一貫性を支える判断基準になる。
なぜ重要か
ターゲットや立ち位置が曖昧なままブランド施策を進めると、誰に向けた発信なのかが定まらず、コピーやビジュアルの方向性がぶれやすくなる。STP分析を先に行うことで、以降のあらゆる意思決定に共通の判断軸を持たせられる。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
あ。ちょっと余談なんだけど。 こうしてPESTで外部環境分析をして、クロスSWOTで打ち手の方向性を出すじゃん。 その後は、「どの市場をの狙うか」「どういうポジションを取るか」のSTP分析に入っていくわけだけど
ペルソナの話自体は第6話でがっつりやったんだけど、改めてざっくり言うと、STP分析でターゲットを決めたあと、そのターゲットの中から「具体的な人物像」を描く作業ね。
で、STP分析の結果と、既存顧客の傾向をAIに渡して、ペルソナを20パターン作ってそれを素案に5パターンまで絞り込んでいったよ。あーでもない、こーでもないってね。
参考ソース
- ポッドキャストSTP分析