ブランドパーソナリティ
一文でいうと
ブランドを人に例えたときの性格・人格。世界観を構成する主要要素の一つ。
詳しく
基本的な意味
ブランドパーソナリティとは、ブランドを一人の人間に例えたときに浮かび上がる性格・人格を指す。「誠実」「先進的」「親しみやすい」といった性格特性を複数組み合わせて定義し、顧客がそのブランドと接するたびに感じ取る「人となり」を意図的に設計する考え方である。ブランドを構成する複数の属性(ブランド属性)のうち、特に人格側面を担う要素と位置づけられる。
なぜ重要か
人は無意識のうちに、企業やサービスにも人格を投影して付き合う。パーソナリティが曖昧なブランドは、広告のたびにトーンが変わり、顧客の中で像が定まらない。逆にパーソナリティが明確だと、ロゴタイプの書体選定・コピー・接客・SNS運用(ブランドコミュニケーション)といったあらゆる接点で振る舞いに一貫性が生まれ、顧客が安心して関係を築ける。
構成要素
パーソナリティは単一の言葉ではなく、複数の性格特性の組み合わせで表現するのが一般的。特性同士が矛盾しないよう整理し、ロゴタイプやコピーの語尾にまで反映させる。ID INC.では性格特性そのものは一定の「型」として提示しつつ、その企業ならではの固有性は言葉づかいや表現の作り込みで担保するという設計思想を採る。型を使い回しても、表現層まで丁寧に作れば没個性にはならないという立場である。
よくある誤解
ブランドパーソナリティとターゲット顧客の人物像(ペルソナ)は混同されやすいが、前者は「ブランド自身の性格」、後者は「顧客像」であり別概念。両者を一致させる必要はなく、むしろ顧客が憧れる人格をブランドに持たせる設計もありうる。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
なかなか出てこないね。笑 いや、以前にね。星野リゾートの代表の星野佳路さんの本を読んだ時、ブランド測定のために必ずアンケート調査を行ってるって書いてあってさ。それを思い出して、国内の調査会社に片っ端からヒアリングして、、、中にね、ブランディングの計測してますってところを見つけて、ファネルの設計の話を聞いた時、これだ!って思ったね。笑 今だと、その設問設計にブランドパーソナリティの評価内容を加えたりして、アレンジもできるようになったけど。
で、ちょっと他社事例だけど、面白い取り組みがあって、大広って大手広告会社が「Brand Dialogue AI」っていうブランドの人格、ブランドパーソナリティを学習したAIに、顧客一人ひとりへのパーソナライズされた対話をするソリューションを出してたり。
今までブランドパーソナリティって、「誠実」「アクティブ」「先進的」みたいな形容詞で定義するのが一般的だったじゃん。第3話でも話したディメンションフレームワークとか、まさにそう。