ブランド属性
Brand Attributes
一文でいうと
ブランドを特徴づける複数の性質・特性。
詳しく
基本的な意味
ブランド属性とは、ブランドを特徴づける複数の性質・特性を指す。大きく分けて、軽い・速い・大きいといった数値や機能で測れる機能的属性と、親しみやすい・先進的といった感覚的な情緒的属性の2種類がある。両者の組み合わせ方が、そのブランドならではの個性を形づくる。
なぜ重要か
属性が整理されていないと、広告や商品説明のたびに強調するポイントがぶれてしまい、顧客の中でブランドの輪郭がぼやける。機能的属性と情緒的属性をバランスよく洗い出しておくことは、ブランドパーソナリティ(ブランドを人に例えたときの性格)を設計するための基礎材料としても使われる。属性は多く挙げすぎると散漫になるため、優先順位をつけて絞り込む作業が実務上は重要になる。機能面だけを競合と比較しても差がつきにくい市場では、情緒的属性の差別化がより重要になる。
実務での使い方
自社の属性を洗い出す際は、社内の思い込みだけでなく、既存顧客に「なぜこのブランドを選んだか」を尋ねて出てきた言葉も突き合わせるとよい。社内が思う属性と顧客が実際に感じている属性がずれている場合、そこにブランディングの改善余地がある。
中小企業での実践
機能的属性だけを並べがちだが、情緒的属性まで言語化することで、価格だけで比較されない差別化につながりやすい。両方の属性を書き出したうえで優先順位をつける進め方が実務的である。属性を洗い出す際は社員全員で出し合うと、経営者一人では気づかない視点が加わりやすい。