ブランドボイス
Brand Voice
一文でいうと
ブランドが持つ独自の声・語り口・言葉の性格。
詳しく
基本的な意味
ブランドボイスとは、ブランドが常に一貫して発する声・語り口・言葉の性格を指す。「明るく親しみやすい」「フランクで専門的」など、ブランドパーソナリティを言葉づかいのレベルまで具体化したもの。文章に人格を宿すための、いわば言葉の設計図にあたる。
なぜ重要か
コピーライティングやSNS投稿、カスタマーサポートの返答など、あらゆるブランドコミュニケーションの土台になる。担当者が変わっても同じ「声」で語られなければ、顧客はブランドの一貫性を感じ取れなくなる。ライティングガイドラインの中核として、コピーライター・PR・カスタマーサポート担当が共有すべき指針であり、複数人・複数部署が関わるほど重要性が増す。
よくある誤解
似た概念にトーンオブボイスがあるが、ブランドボイスは状況によらず常に一貫する「性格」であるのに対し、トーンオブボイスは謝罪時・祝福時など状況に応じて変わる「声のかけ方の調整」を指す。両者を混同すると、常に同じ強さで話すべきか、場面ごとに変えるべきか判断がぶれる。ブランドボイスは変えず、トーンだけを揺らすのが正しい使い分け。
中小企業での実践
専任のライターがいない中小企業では、ブランドボイスが担当者の個性に左右されがち。「語尾は体言止めを避ける」「絵文字は使わない」といった簡単なルールを数個決めるだけでも、複数人での発信に一貫性が生まれる。ゼロから細かいガイドラインを作るより、既存の発信文を並べて共通点を見つける方が着手しやすい。