DBA
Distinctive Brand Assets
一文でいうと
ロゴや色、音など、一瞬でそのブランドと分かる識別可能な資産で、バイロン・シャープらが体系化した概念。
詳しく
基本的な意味
DBA(Distinctive Brand Assets、識別可能なブランド資産)は、ロゴ、色、書体、音、キャラクター、パッケージ形状など、一瞬でそのブランドだと認識できる目印を指す。マーケティング研究者バイロン・シャープらが体系化した概念で、ブランドの独自性を担保する記憶の手がかりとして位置づけられる。
構成要素
代表的なDBAには、色(ブランドカラー)、ロゴやシンボルマーク、書体、キャッチフレーズやジングルなどの音、キャラクター、パッケージデザインなどが含まれる。単体で見れば些細な要素でも、繰り返し一貫して使われることで、顧客の記憶の中でそのブランド固有の目印として機能するようになる。
なぜ重要か
ロゴや色を頻繁に変えると、せっかく積み上げた識別のしやすさが失われ、顧客が瞬間的にブランドを認識できなくなる。DBAは、広告や店頭、SNSなど接点が多様化した環境で、どこで見てもすぐそのブランドだと分かる一貫性を作る役割を担う。ブランドの意味(理念やメッセージ)と、それを伝える識別要素は別物であり、両方が揃って初めてブランドは記憶され続ける。
中小企業での実践
中小企業はロゴや配色を担当者の交代や気分で頻繁に変えてしまいがちだが、DBAの考え方に立つと、一度定めた識別要素は簡単に変えず、繰り返し使い続けることの価値が見えてくる。派手さより一貫性が、識別されるブランドを作る近道になる。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
うん。だから、接触のたびに「あ、またあのブランドだ」って認識してもらう必要がある。 そのためのDBAって考え方があって。識別可能なブランド資産って訳されることもある。 要は、そのブランドだと一瞬でわかる「目印」のこと。
うん。とにかく、どのクリエイティブを作る時も、さっき話したDBA、ブランド資産を一貫して反映させる。 名刺にも、ウェブにも、看板にも、SNSにも、キャッチやセールスのコピー、掲載コンテンツは違えど、ロゴや配色、ストーリー性などのトーンは合わせていく。 これが積み重なって、消費者の頭の中に定着していく。
参考ソース
- ポッドキャストDBA