ダイナミックアイデンティティ
Dynamic Identity
一文でいうと
ロゴや視覚アイデンティティ(VI)を固定せず可変にしつつ、輪郭となる骨格は保つブランド設計の思想。
詳しく
基本的な意味
ダイナミックアイデンティティは、ロゴや配色といった視覚的アイデンティティ(VI)を固定的な一つの形に定めず、状況や媒体に応じて可変させるブランド設計の考え方。輪郭となる骨格(額縁)は一貫して守りながら、その中身は展開ごとに変化させる点が特徴で、Googleのロゴがイベントごとに変形する「Google Doodle」などが分かりやすい例として知られる。
なぜ重要か
デジタル媒体の多様化により、ブランドは静止画のロゴだけでなく、動画やSNS、アプリのアイコンなど多様な形式で目に触れるようになった。固定された1種類のロゴだけでは、こうした多様な接点すべてに最適な形で対応しきれない。ダイナミックアイデンティティは、変化を許容しながらも識別可能性(DBA)を保つための設計思想として位置づけられる。
ID INC.の視点
ID株式会社は、ダイナミックアイデンティティの額縁は守り、中身は現場や個人に委ねるという考え方を、ロゴなどの視覚要素だけでなく、社員個人の発信や現場ごとの表現にも応用できる発想として捉える。ブランドの骨格(理念や基本ルール)さえ守られていれば、細部の表現は現場の裁量に委ねてよいという柔軟性の設計思想である。
よくある誤解
単に「ロゴを頻繁に変えてよい」という意味ではない。輪郭となる骨格部分(形の基本構造やブランドカラーの範囲など)は厳密に固定し、その範囲内でのみ可変性を許すのが本来の設計であり、無秩序な変化とは区別される。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
そうなんだよね。配られたものだと、そもそもそのものに興味が湧かないケースもあるし、一回完成させて配って終わり、ってなる。 で、片山さんと盛り上がった話で「ダイナミックアイデンティティ」の話もしたんだよね
参考ソース
- ポッドキャストダイナミックアイデンティティ