パッケージデザイン
Packaging Design
一文でいうと
商品パッケージのデザイン。棚で目立ち、手に取らせ、伝える機能を持つ。
詳しく
基本的な意味
パッケージデザインとは、商品パッケージのデザインのことだ。棚の中で目立たせ、手に取らせ、中身の価値を伝えるという複数の機能を同時に担う。特にリテール(小売)商品では、パッケージが顧客との最終的な接点として売上に直結する、非常に重要な工程になる。
構成要素
ロゴ・ブランドカラー・書体といった視覚要素に加えて、素材・形状・触感といった立体物ならではの要素までがブランドの一部として設計される。手に取ったときの重み、開けるときの音、紙の質感まで、パッケージデザインは五感に働きかける総合的なブランディングデザインの実践例と言え、視覚以外の感覚も設計対象に含む点が特徴だ。
なぜ重要か
店頭では数秒の判断で商品が選ばれる。この短い時間で伝えられる情報は限られるため、パッケージがそのブランドらしさを凝縮して表現できているかどうかが、購買行動に直接影響する。ECサイトでも商品画像の一部として写り込むため、影響範囲は店頭に限らず、オンライン上の第一印象も左右する。
中小企業での実践
大量生産・大量流通を前提とした大手メーカーのパッケージ戦略をそのまま真似る必要はない。小ロット生産が前提の中小企業では、素材選びや手作業の質感といった、大量生産では出しにくい独自性を活かす方向で設計する余地がある。コストを理由に既製の箱をそのまま使う場合でも、ラベルやシールの一工夫でブランドらしさを添えることはできる。