ブランディングデザイン
Branding Design
一文でいうと
ブランドの理念・価値・世界観を、視覚・体験・言語のあらゆる接点でデザインする総合的な設計行為。
詳しく
基本的な意味
ブランディングデザインとは、ブランドの理念・価値・世界観を、視覚・体験・言語といったあらゆる接点でデザインする総合的な設計行為を指す。ロゴ制作やパッケージデザインなど個別の成果物を指す言葉ではなく、それらを束ねる上位概念として使われる。
構成要素
理念設計からはじまり、ロゴやカラーなどのVI(ビジュアルアイデンティティ)、名刺やパンフレットといった応用ツール、店舗や什器などの空間、Webサイトやアプリのデジタル体験まで、複数のレイヤーを横断して一貫性をつくる。どこか一つのレイヤーだけを整えても、他のレイヤーとずれていればブランド全体としては機能しない。各レイヤーの整合性を保つ役割を担うのがブランドガイドラインになる。
よくある誤解
ロゴを新しくつくることや、おしゃれなパッケージデザインを制作することそのものがブランディングデザインだと誤解されやすい。実際には、理念という土台があって初めて表層のデザインが意味を持つ。土台を飛ばして見た目だけを整えても、一時的な印象は変えられても長期的なブランドの一貫性にはつながらない。
実務での使い方
ブランディングデザインを専門とする会社は、この理念から実装までの横断的な設計を提供する役割を担う。発注する側も、個別の制作物単位ではなくブランド全体としての一貫性を求めているのかを、依頼前に整理しておくと発注のミスマッチを防げる。
中小企業での実践
予算が限られる中小企業では、全レイヤーを同時に整えるのは難しい。ロゴやカラーといった目に見える部分から着手しがちだが、先に理念設計だけでも簡単に済ませておくと、後から空間やデジタル体験へ広げる際に表現がぶれにくくなる。