ブランド価値
Brand Value
一文でいうと
ブランドが顧客・企業・社会に対して生み出す価値の総称。金銭換算される場合も含む。
詳しく
基本的な意味
ブランド価値とは、ブランドが顧客・企業・社会に対して生み出す価値の総称を指す。顧客側から見れば、機能的な価値(役に立つか)、情緒的な価値(気持ちよく使えるか)、自己表現の価値(持つことで自分らしさを表現できるか)の総和として現れる。企業側から見れば、価格プレミアムや顧客獲得コストの低減といった経営メリットに変換される。
なぜ重要か
InterbrandやBrandZといった機関は、独自の算定手法でブランド価値を金額換算し、毎年ランキングとして公表している。金額に換算されるほど、ブランド価値は経営指標として扱われるようになっている。ブランド価値が高い企業は人材獲得力も高まりやすく、採用面でも優位に立てる。複数事業・複数ブランドを展開する企業では、ブランドポートフォリオ全体の価値をどう最大化するかという経営判断にも直結する。
よくある誤解
ブランド価値とブランドロイヤリティは近い概念だが、ロイヤリティは「顧客が繰り返し選ぶ度合い」という行動面の指標であるのに対し、ブランド価値はそれを含むより広い経済的な価値の総体を指す。SDGsブランディングやサステナブルブランディングのように社会的な取り組みも、長期的にはブランド価値の一部として評価されるようになってきている。
中小企業での実践
金額換算は難しくても、ブランディングサイトや採用サイトへの応募数の変化など、間接的な指標でブランド価値の伸びを追うことはできる。