ファネル分析
Funnel Analysis
一文でいうと
顧客がブランドを認知してから購入・推奨に至るまでの各段階を漏斗(ファネル)に見立て、離脱を分析する手法。
詳しく
基本的な意味
ファネル分析とは、顧客がブランドを認知してから購入・推奨に至るまでの各段階を漏斗(ファネル)に見立て、どこで離脱しているかを分析する手法を指す。認知→興味→検討→購買→推奨といった段階ごとに、何人が次の段階に進んだかを測る。
なぜ重要か
ファネル分析を行うことで、「認知は取れているのに検討に進まない」「購買後の推奨が発生しない」といった、ブランド活動のどこに課題があるかが具体的に見えてくる。感覚的に「なんとなく反応が薄い」と感じている状態から、どの段階に打ち手を集中させるべきかという優先順位の判断に移せる。データに基づいた優先順位づけへと、意思決定の質を引き上げる効果もある。
実務での使い方
実務では、各段階の通過率をブランド評価の一部として継続的にモニタリングし、数値が落ち込んでいる段階を特定してから施策を検討する順序を踏む。段階ごとに必要な打ち手は異なり、認知段階なら露出の強化、検討段階なら比較材料の提供、推奨段階なら顧客体験の改善というように、ファネルの位置に応じて対策の性質が変わる点に注意が必要である。定期的に同じ切り口で計測を続けることで、施策の効果を可視化しやすくなり、次のR-PDCAのResearch段階の材料にもなる。
よくある誤解
ファネル分析は数値さえ取れば自動的に答えが出る手法ではない。どの段階で離脱が多いかが分かっても、その背景にある顧客の心理まで踏み込んで考えなければ、有効な打ち手にはつながらない。数値と定性的な理解を組み合わせる姿勢が求められる。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
だから、ちゃんと測定して、数字で示す必要がある。 で、そのための便利なフレームワークが「ファネル分析」なんだよね。
そういうこと。100人が認知しても、興味を持つのは50人かもしれない。検討するのは20人、実際に買うのは5人、みたいな。 で、このファネルの各段階で「どれくらいの人が次のステップに進んでるか」を測定するのが、ファネル分析の基本。
ありがと。笑 でね、さらに面白いのが、このファネル分析、インナーブランディングにも使えるんだよ。