PDCA
PDCA Cycle
一文でいうと
Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Act(改善)を繰り返す業務改善サイクル。
詳しく
基本的な意味
PDCAとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Act(改善)を繰り返す業務改善サイクルを指す。デミング博士によって広まったマネジメント手法であり、製造業から始まり、現在では幅広い業務領域で使われている。
実務での使い方
ブランディングの文脈では、ブランド活動の効果測定と継続的な改善の枠組みとしてPDCAが使われる。単にサイクルを回すだけでは成果が出にくく、特にCheck(評価)段階で何を測るか、その評価軸の質が成果を大きく左右する。売上のような短期指標だけでなく、認知度や好意度といったブランド指標もCheckの対象に含めることが、ブランドの文脈でPDCAを機能させる鍵になる。
よくある誤解
PDCAは「速く何周も回せば良い」と誤解されがちだが、Plan段階の前提が古いまま回し続けても改善にはつながらない。近年は、Planの前にResearch(調査)を加え、前提そのものを定期的に疑うR-PDCAという発展形も普及している。ブランドは短期間で数値が動きにくい領域のため、性急にサイクルを回すより、各段階の質を高めることが重要になる。サイクルの速さより、Checkの精度を上げることに時間をかける価値がある。
なぜ重要か
PDCAが機能していない組織では、施策の良し悪しが感覚や声の大きさで判断されがちになる。評価軸を事前に決めてサイクルを回す習慣があることで、ブランド活動の議論が個人の印象論から離れ、次の一手を具体的に検討できるようになる。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
まずね、なんで普通のPDCAじゃなくてR-PDCAなのかっていう話なんだけど。 PDCAって、Plan、Do、Check、Actionでしょ。計画して、実行して、評価して、改善する。
いいね!まさにそう。第5話では、自社の資産を棚卸しして、外部環境とか競合を分析するって話をしたよね。 あれがR-PDCAの「R」の部分。で、大事なのは、このRは最初だけじゃなくて、それぞれのフェーズ、サイクルを回すたびに毎回やるってこと。 例えば、1年間のブランド施策を回したとするでしょ。 で、次の年の計画を立てる時に、また「R」から始める。 去年と市場は変わってないか、競合は何か新しいことやってないか、自社の状況はどうか。