アウターブランディング
Outer Branding
一文でいうと
顧客・取引先・社会など外部ステークホルダーに向けたブランディング活動の総称。
詳しく
基本的な意味
アウターブランディングとは、顧客・取引先・社会など、外部のステークホルダーに向けたブランディング活動全般を指す。広告・PR・SNS・Web・イベントなど、社外に発信するあらゆる接点が対象になる。
なぜ重要か
アウターブランディングは、インナーブランディング(社内浸透)と対をなす概念であり、両輪が揃って初めてブランドが機能する。外への発信だけを強化し、社員がブランドを体現できていない状態だと、広告で伝えたイメージと実際の接客現場での体験にギャップが生まれ、顧客の信頼を損ねる。発信が上手いほど、実態とのギャップが目立ってしまう点にも注意が必要である。
実務での使い方
実務では、アウターブランディングの施策を作る前に、社内でブランドがどこまで浸透しているかを確認することが望ましい。理念やブランドメッセージが社員の言動に表れていない状態で外向けの発信だけを磨いても、実態と発信の一致という真正性が保てない。インナーブランディングとアウターブランディングを並行して進めることが、持続するブランドをつくる基本形になる。
中小企業での実践
人手が限られる中小企業では、外部発信に割ける工数が少ない分、少ない接点でどれだけブランドの実態を伝えられるかが重要になる。SNSの発信内容が、日々の接客や職場の実態とかけ離れていないかを定期的に確認することが、小さな組織でも真正性を保つ実務上のポイントになる。社員が発信主体になるケースも多く、その場合はインナー側の理解がそのままアウターの質に直結する。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
そう。だから、アウターブランディングを設計する時は、この2つを意識する必要がある。 どんなトリガー、「きっかけ」で思い出してほしいか。そして、その時に何を認識「目印」にしてもらうかね。
例えば、アウターブランディングだったら、認知度調査のスコアとか、ウェブサイトの指名検索数とか、SNSのエンゲージメント率とか。 インナーブランディングだったら、従業員エンゲージメントのスコアとか、理念の理解度調査とか、離職率の変化とか。