パーセプション
Perception
一文でいうと
顧客が抱くブランドへの認識・受け止め方。ブランドイメージとほぼ同義。
詳しく
基本的な意味
パーセプションとは、顧客がブランドに対して抱く認識・受け止め方を指す。ブランドイメージとほぼ同義で使われるが、「発信側がどう伝えたか」ではなく「受け手が実際にどう受け取ったか」に焦点を当てる概念だ。
なぜ重要か
企業が意図したポジショニングと、顧客の実際のパーセプションは往々にして一致しない。発信を工夫したつもりでも、受け手には別の印象で届いていることは珍しくなく、このギャップに気づかないまま施策を続けると、狙った位置づけとは異なるブランドとして認識され続けてしまう。時間が経つほどこのズレの修正には手間がかかる。
実務での使い方
パーセプション調査(消費者調査)を通じて、「意図した通りに伝わっているか」「意図と実態のギャップは何か」を定期的に可視化する。調査結果をポジショニングマップに重ねて、狙った位置と実際の認識位置のズレを確認する方法が実務ではよく使われる。ズレが見つかった場合は、メッセージやデザインを見直すか、あるいは実態そのものを変える判断が必要になる。どちらの選択をするかは、ズレの原因が発信側にあるのか実態側にあるのかで変わる。
よくある誤解
パーセプションは一度の調査で確定するものではない。競合の動きや社会環境の変化によって顧客の受け止め方は移ろうため、ブランドを育て続ける姿勢と同じく、パーセプションの計測も継続的に行う必要がある。ブランドイメージとほぼ同義とはいえ、調査手法としてはパーセプションという語を使う場面が多い点も覚えておきたい。