何屋か問題
"What Do You Do" Problem
一文でいうと
「うちは何屋か」がひと言で説明できなくなる状態を指す、ID INC.独自の表現。
詳しく
基本的な意味
「何屋か問題」は、ID INC.代表の北川巧がpodcast『育てるブランディング』第37話で提示した表現で、業界で確立した学術用語ではない。事業が多角化・拡張するほど「うちは○○屋だ」と一言で言い切れなくなり、社員も顧客もブランドの輪郭を掴めなくなる状態を指す。単なる説明のしづらさではなく、ブランドの核となるポジショニングが曖昧になっている兆候として扱う。
なぜ現代企業に頻出するか
DX推進や複数事業の同時展開、単発商材からSaaS型への転換など、事業構造の変化が速い企業ほど、この問題に直面しやすい。新規事業を積み上げるたびに説明すべき要素が増え、社内資料や採用ページの肩書きが年々長くなっていくのは典型的なサインだ。事業拡大そのものは成長の証だが、成長の速度に理念の言語化が追いつかないと、何屋か問題が顕在化する。
何が問題になるか
「何屋か問題」を放置すると影響は複数の場面に及ぶ。採用では候補者に会社の魅力が一言で伝わらず訴求力が落ち、営業では毎回長い説明を要して商談コストが増える。社員側も自社の立ち位置を語れないまま働き続け、帰属意識が薄れやすい。対外的には検索や紹介の場面で想起されにくくなり、指名検索や口コミによる流入機会を逃す。
どう解決するか
解決の起点は、事業の羅列ではなく理念層への回帰だ。複数事業に共通する「なぜやっているか」を言語化し、ポジショニングを再定義することで、事業が増えても一貫した自己紹介が可能になる。関連するブランドアイデンティティやブランドエッセンスの整理と合わせて進めると、単なるキャッチコピー探しに終わらず、事業の共通項そのものを見つけ出す作業になる。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
で、場合によったら、 それが細々増えすぎてたり、新規事業が徐々に順調になっていって、メインの事業と売上が逆転しちゃったりとかwww 気づいたら「結局、自分たちは何の会社なの?」って、社外からも、下手すると社内からも、わかんなくなる。僕、勝手に"何屋か問題"って呼んでるんだけど。
www 諭されてる??w ありがとうございます ガチ回答すれば、うちの場合はブランディングは事業で、理念構築、空間デザインとかグラフィックなどのクリエイティブはサービスっていう分類なんだけどね。。。まあいいや。ここを掘り下げすぎると、また一つ新しいテーマができちゃうからww そういった悩みを持った企業の方々に向けて、 今日はその"何屋か問題"を、どう整理するか。整理の仕方が3つある、って話をしようと思って。
はい、じゃあ今日のまとめ。"何屋か問題"の整理の仕方でした。1つ目。何屋かわからなくなるのは、事業が多いからじゃなくて、"見せ方を整理してない"から。事業を減らす話じゃなくて、見せ方の片づけ、って話ね。