ブランドブリーフ
Brand Brief
一文でいうと
ブランド活動の依頼内容・目的・制約を簡潔にまとめた指示書。
詳しく
基本的な意味
ブランドブリーフとは、ブランド活動の依頼内容・目的・制約を簡潔にまとめた指示書を指す。外部のデザイナーや広告代理店に発注する際、発注側と受注側の共通言語として機能する文書になる。
構成要素
最低限、目的、ターゲット、伝えたいトーン、求める成果物、スケジュール、予算といった項目を含む。これらが曖昧なまま制作を依頼すると、出来上がった成果物が意図とずれてしまい、修正のやり取りに余計な時間がかかる原因になる。項目を埋める過程で、社内の関係者間の認識をそろえる効果もある。
実務での使い方
ブランドブリーフを作成する過程そのものが、発注側の頭の中を整理する機会にもなる。理念やターゲットが言語化できていない状態で無理に書こうとすると項目が空欄のまま外部パートナーに渡すことになり、結果として意図が伝わらないブランドになりやすい。作成前にブランディング戦略の骨子が固まっているかを確認しておくと、ブリーフの精度が上がる。似た文書にクリエイティブブリーフがあるが、ブランドブリーフはより上位のブランド全体の方針を扱う点で違いがある。制作会社を選定する段階でこの文書を提示できれば、複数社から精度の高い見積もりや提案を引き出しやすくなる。
中小企業での実践
専任の担当者がいない中小企業では、経営者自身がブランドブリーフを書くケースも多い。項目をすべて完璧に埋める必要はなく、まずは目的とターゲットだけでも明文化しておけば、外部パートナーとの初回打ち合わせの精度が大きく変わる。