ダブルファネル
Double Funnel
一文でいうと
購入をゴールとせず、購入後の体験・共有・推奨までを砂時計型に可視化するファネルモデル。
詳しく
基本的な意味
ダブルファネルは、認知から購入に至る従来型の逆三角形(漏斗)のファネルに加えて、購入後の体験・共有・推奨までを描く逆向きの三角形をつなげ、全体を砂時計のような形で可視化するモデル。購入をゴールとせず、購入した顧客がSNSや口コミでどう広めていくかまでを設計対象に含める点が特徴。
構成要素
前半部分は認知・興味・比較検討・購入という従来のマーケティングファネルと同じ流れ。後半部分は購入後の利用体験・満足・共有・推奨(他者への紹介)という流れで構成される。前半が広告や情報発信によって顧客を絞り込んでいくプロセスであるのに対し、後半は満足した顧客が起点となって新たな認知を広げていくプロセスになる。くびれの部分にあたる購入は、あくまで通過点として位置づけられる。
なぜ重要か
SNSが購買行動に強く影響する現在、購入後の顧客がどう発信するかは新規顧客の獲得に直結する。ダブルファネルは、購入がゴールではなく次の認知の起点であることを設計上明示する。ブランドにとっては、購入後の体験価値やサポートの質が、広告費をかけない認知拡大の源泉になり得るという視点を提供する。従来型のファネルだけを見ていると、購入後の顧客体験に投資する理由が説明しにくい。
中小企業での実践
広告予算が限られる中小企業ほど、既存顧客の推奨による認知拡大の重要性が高い。購入後のフォローアップやSNSでの共有のしやすさを設計に組み込むことで、ファネル後半を意識的に強化できる。レビュー依頼やアフターフォローの一言など、小さな施策の積み重ねが後半のファネルを太くする。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
うん。で、もっと言うと、最近は「購入」で終わりじゃないんだよね。 ここで「ダブルファネル」っていって反対側にも出てくる。
参考ソース
- ポッドキャストダブルファネル