ブランドアーキタイプ
Brand Archetype
一文でいうと
ブランドの人格を12種の普遍的原型で分類する枠組み。
詳しく
基本的な意味
ブランドアーキタイプとは、ブランドの人格を12種類の普遍的な原型に分類し整理する枠組みを指す。心理学者ユングが提唱した元型(アーキタイプ)論をブランディングに応用したもので、英雄(Hero)・反逆者(Rebel)・賢者(Sage)・無垢な人(Innocent)・恋人(Lover)・世話人(Caregiver)・道化(Jester)・探検家(Explorer)・庶民(Everyman)・統治者(Ruler)・創造者(Creator)・魔術師(Magician)の12種類で構成される。
なぜ重要か
人は物語や人物像を通じて情報を記憶しやすい性質を持つ。ブランドを漠然と「先進的」「親しみやすい」と形容するよりも、12種類の物語的な原型のどれに近いかを議論した方が、社内での認識合わせが進みやすい。原型ごとに好まれる語り口やビジュアルの傾向があるため、コピーやデザインの方向性を決める際の共通言語としても機能する。
実務での使い方
自社をどの原型に当てはめるかを決める際は、単一の型に無理に押し込めるのではなく、主となる原型と補助的な原型を組み合わせて検討すると、実態に近い人格設計になりやすい。あくまで人格設計の出発点であり、最終的な固有性は言葉づかいや体験の作り込みで担保する必要がある。
中小企業での実践
経営陣やメンバーで12の原型を見ながら「うちの会社はどれに近いか」を話し合うワークだけでも、ブランドの方向性を言語化する良い出発点になる。