ソニックブランディング
Sonic Branding
一文でいうと
音・音楽・声を軸としたブランド構築。
詳しく
基本的な意味
ソニックブランディングとは、音・音楽・声を軸にブランドを構築する手法を指す。ロゴやカラーといった視覚要素と並ぶ、聴覚を通じたブランド資産づくりの取り組みになる。
なぜ重要か
音の記憶は視覚情報よりも残りやすいと言われ、テレビCM、店舗、アプリの通知音など複数の媒体で使い回せる汎用性の高さも利点になる。スマートスピーカーや音声アシスタントが普及し、画面を介さずブランドと接する機会が増えたことで、音によるブランド識別の重要性はさらに増している。視覚に頼れない環境でも、音だけでブランドを認識してもらえる点は大きな強みになる。
具体例
起動音として広く知られるIntelやWindows、CMのジングルとして親しまれてきたマクドナルドのサウンドロゴなどが、公開された代表的な事例として挙げられる。数秒の音だけでブランドを想起させられる点に、視覚要素にはない強みがある。
実務での使い方
ロゴやカラーと同様に、一度作った音を使い続けることで初めて「その音を聞けばあのブランドだ」という連想が育つ。単発のCM音楽として消費するのではなく、ブランドガイドラインに準じる形で長期的に一貫して使用する設計がソニックブランディングには求められる。
中小企業での実践
専門の作曲家に依頼する予算がなくても、電話の保留音や店内BGM、アプリの通知音といった既存の接点を一貫したトーンに揃えるだけでも、ソニックブランディングの第一歩になる。大がかりな制作より先に、既存の音の接点を洗い出すことから始めたい。