カラーパレット
Color Palette
一文でいうと
ブランドが使う色の組み合わせを規定した色の一覧。メイン・サブ・アクセント等の役割で分類。
詳しく
基本的な意味
カラーパレットとは、ブランドが使う色の組み合わせを体系的に規定した色の一覧のことだ。ブランドカラーが「象徴となる色そのもの」を指すのに対し、カラーパレットはメイン・サブ・アクセントといった役割ごとに色を整理した拡張概念になる。制作物が増えるほど、この体系化の重要性は増していく。
構成要素
一般にメインカラー1〜2色、サブカラー数色、そして背景やアクセントに使う補助色までを含めて構成する。実務では複雑な制作物、たとえば多色使いのグラフィックやWebサイトのUIに対応するため、この役割分担が欠かせない。エラー表示や成功表示など機能を示す色を別枠で定める場合もあり、Webサービスを持つブランドほどこの体系が重要になる。
実務での使い方
色を決めるだけでなく、DIC・PANTONE・CMYK・RGB・HEXといった媒体別の色値まで指定するのが実務の標準だ。印刷物は特色やCMYK、Webサイトは RGB や HEX と、媒体によって扱う色空間が異なるため、指定を怠ると同じブランドでも媒体ごとに色味がずれてしまう。モニターごとの発色差も考慮し、複数の環境で見え方を確認しておく必要がある。
中小企業での実践
色数を増やしすぎると管理コストが上がり、かえって一貫性が崩れる。中小企業ではメインとサブ数色に絞ったシンプルなカラーパレットを整備し、迷ったときの判断基準として使い続けることが、限られたリソースでの現実的な運用になる。ブランドカラーの選定と合わせて最初に固めておきたい要素だ。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
あとね、AIが面白いのは、カラーパレットの提案力。メインカラーを1色決めたら、それに合うサブカラーとアクセントカラーを、配色理論に基づいて何パターンも出してくれる。補色、類似色、アクセシビリティを配慮したコントラストとか…。色彩理論って知ってるとすごく便利なんだけど、全員が詳しいわけじゃないじゃん。
笑笑 ブランドカラーの選定をAIがサポートしてくれるツールで、業種とかブランドパーソナリティを入力すると、カラーパレットの候補を提案してくれる。で、メインカラーを決めたら、サブカラーとアクセントカラーの組み合わせも出してくれるので、VIの色設計の叩き台として使ってもらえると思います。