ウェブルーミング
Webrooming
一文でいうと
オンラインで情報収集し、購入は実店舗で行う消費者行動で、ショールーミングと対をなす。
詳しく
基本的な意味
ウェブルーミングは、オンラインで商品情報を調べたうえで、実際の購入は店舗で行う消費者行動を指す言葉。ネット上で価格やレビューを比較検討し、実物を見て確かめてから店頭で買うという流れが典型例。逆に、店舗で実物を確認してからオンラインで購入する行動はショールーミングと呼ばれ、両者は対になる概念として語られる。
なぜ重要か
顧客の購買行動がオンラインと実店舗を行き来する中で、どちらか一方の接点だけを充実させても機会損失が生まれる。ウェブルーミングが多い商材では、オンライン上での情報の分かりやすさや信頼性が、店舗での購入を後押しする重要な役割を果たす。ブランドにとっては、オンラインとオフラインの体験に一貫性を持たせることが、購買までの離脱を防ぐ鍵になる。オンラインで見た印象と店頭での接客が食い違うと、せっかく高めた購入意欲が失われてしまう。
実務での使い方
自社サイトやSNS、レビューサイトでの情報発信を、店舗での購買行動につながる事前検討の場として設計することが実務上のポイントになる。店舗側でも、オンラインで見た情報と矛盾しない接客や商品説明を用意しておくことで、ウェブルーミングを経た顧客の購入体験を後押しできる。
中小企業での実践
実店舗を持つ中小企業ほど、オンラインでの情報発信が手薄になりがちだが、ウェブルーミングの存在を踏まえると、簡単な商品情報や口コミが見える状態を整えるだけでも来店・購入の後押しになる。写真や営業時間、スタッフの雰囲気が伝わる投稿を用意するだけでも、来店への心理的なハードルを下げられる。
関連する用語
ID INC. のポッドキャスト「育てるブランディング」より
店をショールーム代わりにして、買うのはネット、っていう。逆に、ネットで調べてから店で買うのが「ウェブルーミング」。で、お客さんは意識せずに両方やってるから。だったら、それぞれの「いいとこ」を活かして役割分担すればいいじゃん、っていう発想。
参考ソース
- ポッドキャストウェブルーミング