造語名
Coined Name
一文でいうと
既存単語を組み合わせたり変形して新しい語を作るネーミング。
詳しく
基本的な意味
造語名とは、既存の単語を組み合わせたり一部を変形したりして、新しい語をブランドネームとして作り出す命名手法。「Microsoft」(Microcomputer+Software)、「Instagram」(Instant+Telegram)などが代表例。ブランドネームの命名手法の中でも、意味の伝わりやすさと独自性を同時に狙える点が特徴。
具体例
Microsoftはマイクロコンピュータ向けソフトウェアを扱う企業であることを、2つの単語の合成によって表現した。Instagramは「瞬時に(Instant)」「伝える(Telegram)」という2つの意味を組み合わせ、即時性のある写真共有サービスであることを名前に込めた。合成元の単語を知っている顧客ほど、名前の意味をすぐに理解できる。
よくある誤解
抽象名と記述名の中間のような性質を持ち、元となる単語の意味を残しながら独自の語として成立させる点が特徴。完全な造語である抽象名と違い、構成要素をたどれば意味の手がかりが残るため、認知の助けになりやすい。とはいえ元の単語を知らない層には抽象名同様に意味が伝わらない点は変わらない。
中小企業での実践
既存単語の合成であるため、まったくのゼロから作る抽象名より意味を伝えやすく、かつ他社と重複しにくいので商標取得の面でも有利になりやすい。バランス型の命名手法として、中小企業の新規事業立ち上げでも検討しやすい選択肢。合成元の単語をどこまで顧客が知っているかを事前に確かめておくと失敗が減る。