ブランドライフサイクル
Brand Life Cycle
一文でいうと
発起期・導入期・成長期・確立期という段階を経て、ブランドが育っていく過程を示す考え方。
詳しく
基本的な意味
ブランドライフサイクルとは、ブランドが生まれてから社会に定着するまでの過程を、発起期・導入期・成長期・確立期という段階で捉える考え方を指す。商品のライフサイクルと同様に、ブランドにも成長の段階があるという前提に立つ。
構成要素
発起期はブランドの理念や方針を固める段階、導入期は市場や社内にブランドを知らせ始める段階、成長期は認知や共感が広がり顧客との関係が深まる段階、確立期はブランドとしての立ち位置が定着し、指名で選ばれるようになる段階になる。段階が進むごとに、必要な施策や測るべき指標も変化し、投じるべき予算の配分も変わっていく。
実務での使い方
各段階で有効な施策は異なるため、今どの段階にいるかを見極めずに施策を選ぶと効果が出にくい。例えば導入期にはまず知ってもらうための露出が優先されるが、成長期には既に接点を持った顧客との関係を深める施策の方が効果的になる。段階に応じて広告・コンテンツ・接客といった打ち手の配分を見直すことが実務では求められる。自社が今どの段階にいるかを判断するには、認知度や指名検索数といった指標の推移を継続的に観察する必要がある。
なぜ重要か
ブランドは一度作れば完成するものではなく、育て続けるものだという考え方が、このライフサイクルという捉え方の根底にある。確立期に達した後も市場や顧客は変化し続けるため、油断すればブランドの存在感は薄れていく。段階を意識し続けることが、長期的にブランドを維持する上で欠かせない。