スタイルガイド
Style Guide
一文でいうと
デザイン要素(色・文字・レイアウト・写真)の使い方を規定した仕様書。
詳しく
基本的な意味
スタイルガイドとは、色・文字・レイアウト・写真といったデザイン要素の使い方を規定した仕様書のことだ。ブランドガイドラインとほぼ同義で使われることも多いが、より視覚要素の実務運用に絞った文書として位置づけられる。制作の現場で毎日参照される、実用性を重視した文書になる。
よくある誤解
ブランドガイドラインとスタイルガイドは厳密に区別されずに使われることが多い。ただ実務上は、ガイドラインが理念や行動規範まで含む広い文書であるのに対し、スタイルガイドはデザイナーが日々参照する、より具体的で実用的な仕様書として作られる傾向がある。両者を分けて管理する企業もあれば、統合して1つの文書にまとめる企業もある。
実務での使い方
Web・印刷・アプリなど媒体ごとに応用ルールを含めて作成するのが実務の標準だ。たとえば同じ色でも印刷物とWebサイトでは指定方式(CMYKとRGB)が異なるため、媒体別のセクションを設けて誰が見ても迷わないようにする。更新履歴を残し、最新版がどれか分かるようにしておくことも重要で、古い版が誤って使われる事故を防ぐ。
中小企業での実践
外部のデザイナーやパートナーに制作物を依頼する機会が多い中小企業ほど、スタイルガイドの有無で仕上がりのばらつきが変わる。数ページでも、色・書体・ロゴの最小使用サイズなど最低限のルールを文書化しておけば、依頼のたびに一から説明する手間が減る。