シェアオブボイス
Share of Voice
一文でいうと
業界の広告・メディア露出量の中で、自社が占める割合。
詳しく
基本的な意味
シェアオブボイスとは、業界全体の広告出稿量やメディア露出量の中で、自社が占める割合を指す。SOVと略されることが多く、広告予算の投下量やSNS上での言及量など、露出の量的な側面を測る指標だ。
なぜ重要か
シェアオブボイスは、実際の売上シェアであるマーケットシェアより先に変動する先行指標として扱われることが多い。露出量を増やすとその後にマーケットシェアも増える傾向があるとされ、Share of Voice(声のシェア)が将来のShare of Market(市場のシェア)を予測する手がかりになるという見方が広告業界で広く共有されている。
実務での使い方
自社と競合の広告出稿量、SNSでの言及数、検索結果での露出などを定点観測し、業界内での相対的な位置を把握する。マーケットシェアに対してシェアオブボイスが低い状態は、実力に見合った露出ができていないことを示すため、広告投資を増やす、あるいはPR活動を強化するといった判断材料になる。逆にシェアオブボイスがマーケットシェアを上回っている場合は、投資が先行して成果がまだ追いついていない段階と読める。
中小企業での実践
広告予算で競合に及ばない中小企業でも、SNSでの発信頻度やニッチなメディアでの露出を積み重ねることで、限定的な文脈でのシェアオブボイスを確保できる余地がある。狭い領域で圧倒的な発信量を確保する戦い方も一つの選択肢になる。露出量だけでなく発信内容の一貫性も、蓄積される印象の質を左右する。